【漫画】ラッコはみんな歯槽膿漏!?天地創造デザイン部【3巻】
前回の上田さんの地獄行きの辞令が気になるところ!
つらつらげだんけのふーたです☆
待望の3巻!
特異な容姿や特殊な能力を持っている生き物が、何故そうなっているのかがよくわかる漫画!
生き物好きはマストバイな漫画ですね。
ネタバレが少し出てきますが、3巻のご紹介~☆
上田さんの地獄行き!?
2巻のラストで下田の上司、上田さんが突如【地獄行き】が決定。
急にシリアス展開?なんて思っていましたが、ただの出張でした...笑
で、移動手段で雷。どーんって。
3巻も普段のほのぼの生き物創造コメディです!
実在する動物たち
オオカミ
ニホンオオカミは絶滅。
ただ、目撃情報もあるんだとか。
ワニ
クロコダイルとアリゲーターに分類。
獰猛で大型がクロコダイル。
おとなしく小型なのがアリゲーター。
ワニの口が開いているのは、体温調節。
ハチドリ
蜂に近い飛び方をしているため、鳥で唯一後ろにも飛べる。
眠るときは仮死状態になるため、代謝が低くなる。
光が干渉しあうことによって美しい色を作り出している。
ダチョウ
ダイヤの原石を飲み込み、【砂嚢(さのう)】という器官にしまう。
砂嚢から53個のダイヤの原石が発見されたこともあり、ハンターに乱獲されがち...
ラッコ
皮下脂肪が薄い。
泳ぐのが下手。
毛の間に空気の層を作ることにより体温を維持しつつ、水に浮く。
歯槽膿漏が多い。説は様々。
イセエビ
胃の中に【胃歯】という硬い突起構造があり、これにより貝類をすりつぶして食べる。
ライオン
【プライド】と呼ばれる群れで行動し、狩りを行う。
オスのたてがみには諸説ある。
有力な説は「敵の爪や牙から首を守るため」だが、異論もあるとか。
メガネザル
大きな眼球が特徴。
夜行性の動物には【タペータム】という組織があり、暗闇でも少ない光を増幅させるが、メガネザルにはそれがない。
その代わりに目が大きくなったと考えられている。
首が180度回転する。
舌が2枚ある。
ヤモリ
まぶたがないので、下で眼球を舐めて保湿している。
天井や窓に張りつくことができるのは、手の表面積が大きいため(テラフォーマーズウより)。
フクロムシ
虫ではなく、甲殻類。
エビやカニに寄生し、フクロムシのことを「自分の卵」と錯覚させる。
オスのエビやカニであっても、ホルモンバランスを崩すことでメス化させる。
寄生するフクロムシはすべてメス。
オスは受精が終わると宿主と共に捨てられる。
クマ
着床する時期を調節する【着床遅延】という現象が見られる。
冬眠の時期出産するのを防ぐため。
複数のオスの子どもを持つことで遺伝的な多様性を確保するともいわれている。
タカアシガニ
最大の節足動物。
【交尾前にメスを閉じ込める】行為は、カニに広くみられる。
ウサギ
目を開けて寝る。
足音で意思疎通ができる。
排泄物を食べる。
長い耳には骨がない。
捕食者から跳んで逃げるために、膝から足首の骨が1本に結合されている。
アジアスイギュウ
角は、相手への攻撃手段。
動物園でも、スイギュウ同士の衝突による事故死は珍しくない。
感想
よくわからない生き物がたくさんいるものだと常々感心してしまいます。
かくいう人間も、二足歩行で子宮が地面に対して垂直だから、妊娠するとそのまま胎児が落ちてしまう、ということで子宮を開かないようにしているんだとか。そのせいで、哺乳類の中でも出産はダントツに痛い、と聞きます。
我々人類だって、他の生き物からしたら奇異なんだろうなぁ...
この3巻で気になった動物はラッコとクマです。
まず、ラッコ。
なぜ泳ぐのが苦手なのに海にいるのか。
素直に陸上で生活すればいいのに。
肉食なのに笹ばっかり食べてるパンダを彷彿させます。
次に、クマ。
冬眠時の出産を防ぐための【着床遅延】。
クマは哺乳類で、人間も哺乳類。
人間も冬は冬眠する!ってなったら、この【着床遅延】を会得してたんでしょうかね...
そしたらモラルとかどうなっていたんでしょうね。気になります。
&&&&&
ざっとこんな感じの3巻です!
様々な生き物が登場するし、最初は奇抜な生き物が徐々に知ってる生き物に変わっていく感じが好きです。
あ、そこからそうなるのか!って。
そして、この漫画1冊を描くためにものすごい量の参考文献を読まれているのもすごい。
やはり、物を創り出すためには膨大なインプットが必要なんですね!
今後もゆるゆる読書していきまーす☆
気になったら、購入してみてくださいね!
天地創造デザイン部(3) (モーニング KC) [ 蛇蔵 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > コミック > 青年 > 講談社モーニングKC
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 658円